ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番収集記R

様々なピアニストによるラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」の録音を収集。聴き込んだ上で、独自の基準により採点、ランキングし、それを公開するサイトです

2014-12-09から1日間の記事一覧

6位:ホロヴィッツ(’78ライブ)

数あるホロヴィッツの録音の中で、最も完成度が高いのは、意外にもこの最晩年のもの。オーマンディー指揮、ニューヨークフィル。 テンポは普通より、やや遅め。それでいて、遅いと感じないのは、一貫して緊張感が漂い、最初から最後まで、雰囲気がひき締まっ…

7位:ヴァーシャーリー

ヴァーシャーリーのピアノ。アーノロヴィチ指揮、ロンドン交響楽団。 とにかく、1回聴いただけで、一瞬にして虜。これだけ感動したのは久しぶり。しかも、基本、上位盤は、聴き込む過程で徐々に好きになっていったものが多いですが、本盤はまさに対照的。あ…

8位:ガヴリーロフ(EMI)

ムーティ指揮、フィラデルフィア管弦楽団。とにかく圧倒される演奏。もちろん、その技巧と迫力にです。ということで、個人的に最も評価が高くなる、「テンポ速め」「切れ味鋭い」「力強い打鍵」の3つがすべて揃った理想的な演奏。この張り詰めた緊張感を、全…

9位:明美ちゃん(CD-R)

近所の小学生、明美ちゃん(当時12歳)の自主録音。2001年10月、彼女の通う市立南小の体育館にて行われたライブ音源。オケは同小吹奏楽クラブ、指揮は音楽教師で、同部顧問の武笠先生。ごく近い関係者のみにCD-Rで配布、もちろん市販など一切されていないため…