ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番収集記R

様々なピアニストによるラフマニノフ「ピアノ協奏曲第3番」の録音を収集。聴き込んだ上で、独自の基準により採点、ランキングし、それを公開するサイトです

12位:ホロヴィッツ(バルビローリ)

数あるホロビッツの録音の中で、最も激しい演奏。コーツ盤すら比較になりません。ホロビッツのピアノで、41年の録音。バルビローリ指揮、ニューヨークフィル 。

この盤は、なんといっても、2~3楽章への橋渡し部分のピアノに尽きます。もう、ここ聴くためだけに買っても損は無いです。この箇所における、圧倒的なスピード、1音たりともミスのないテクニック、熱気、激しさ、力強さ。これら全てを兼ね備え、まさに完璧。最高にカッコイイです。

もはや人間技ではないというか、こんなスゴイのは初めて。聴いていて、恐怖を感じるほどのテクニック。まさにマシンガンのよう。この度肝を抜かれるほどの恐怖感を味わうを意味で、ぜひ聴いてみてください。