21位~30位
エレシュコのラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番。プロバトロフ指揮、ソビエト国立交響楽団。とにかく、 「希代の奇演」との評判に引かれ、怖いもの見たさもあって、中古購入。全集ということで、1番~4番&パガニーニ。89年のデジタル録音で、音質は上々。特…
レヴァイン指揮、ベルリンフィル。かなり評判の高い録音。たしかに、完成度は高く、完璧といえる内容なのは疑うべくもなく。中でも特筆は、3楽章、11分10秒からのところ。ここでの低音の切れ味、その響き、力強さは圧巻。ものすごい迫力。その他も、全体を通…
ラトル指揮、ベルリンフィル。ブルーレイ。野外のライブですので、音質はやや微妙。一方で、あのブロンフマンですので、テクニックは完璧。カデンツァはもちろん「大」。 第1楽章の大カデンツァは、豪快で力強いですが、多少単調な感じも。とはいえ、圧倒的…
リス指揮ウラルフィル。音質は、ちょっとピアノがクッキリせず、もやもやした感じで若干不満も、オケは重厚。全体として及第点。演奏は、第一印象が「少し雑」。なんというか、ホロヴィッツのような熱演系でもなく、それでいてプレトニョフやルガンスキーの…
定番はアシュケナージ。ちょっと深いところではワイルド。一部の評価本では、トップに揚げられていたりもする、いわゆる「玄人受けする盤」というイメージがアリ。 とはいえ、実際はどうなのか。確かに、切れ味鋭く、軽快なテンポ。もちろん、テクニックは完…
フリクベリ指揮、エーテボリ交響楽団。68年なのにモノラルで、音質も並。カデンツァも小。しかも、後述しますが、3楽章ラストは、オケと全く息が合わずグダグダのまま最悪の状態で終了。それでも、最近の平板で面白みのない「キッチリ優等生的録音」にはない…
2011年の11月に発売された輸入盤です。ピアノはオールソン、スパーノ指揮でオケはアトランタ交響楽団。録音は2009年ということになります。 で、その内容。録音状態はまずまず。若干もやもやこもった感じで、ピアノの音もクッキリ出ませんが、許容範囲。注目…
ドイツの若手ヨーゼフ・モーグの録音。録音時24歳。全体的にバランスが良く、完成度が高い演奏。それでいて、後述するように3楽章では、完璧な技巧を豪快に披露するところもあります。 とはいえ、全楽章通じてめちゃくちゃに弾きまくるような豪快な演奏が好…